さよならFlash、こんにちはAnimate

Adobe Flash Professionalの名前がAdobe Animate変わることを発表から1ヶ月くらい経って知りました。
Flash MXの頃から使ってきたツールなのでFlashの名前が無くなるのはちょっとさびしいですが、
ろくに使ったこともなく「Flashは死んだ!」という人に対して説明がしやすくなるので歓迎です。

Flash Playerは死んで良いと思いますが、Flash Professional…ではなくAnimateはアニメーション作成ソフトとして大変優秀です。
AS3やらJSを使えばインタラクティブコンテンツを作れます。
HTML5出力もできますし、Adobe Airを使えばiOS/Androidアプリも出せます。これ1本でイラスト、アニメーション、プログラミングまでできる大変楽しいツールです。

高校入ったあたりで当時はまだMacromediaが出していたFlash MX(学生版1万円!安い!)を買いました。
当時は友人との間でかっこいいサイトを作る勝負が白熱しており、フルFlashサイトが流行っていた時代だったので「Flashを使えば勝てる!」と思い買ってきました。
(フルFlashサイトといえば2advanced studiosとか流行ってましたね。)

Flashはすぐに手に馴染み、フルFlashサイトはもちろん、サーバサイドと連携したゲーム作ったり、ソケット通信を使ったマルチユーザコンテンツ作ったりと割と当時の最先端なことに手を出してました。
(ソケット通信の情報はFACEsをとか読み漁ってました。XMLSocketサーバも使わせてもらってました。)
動画作品も作ってコンテストの投票で1位になったりもしました。

今もホビーユースでアプリ作成とかで使って遊んでいるので、名前が変わってもますますの発展を楽しみにしています。
さて、Flashで作ったプロジェクトをUnityに移植する作業を開始しよう←

3Dプリント トリニティライガー

ゾイドの作品展示会、第6回ZAODに展示したトリニティライガーの写真をやっと撮影しました。
ジョイント以外はすべて3Dプリンタで作成しており、完全オリジナルパーツのみで構成されています。
スケールは1/72でHMMゾイドと並べられます。

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ZAOD展示時は立っていただけでしたが、フル可動でフライングベースに対応しています(HMMリスペクト)。

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ウィングはZOIDS VSシリーズでブースターを使用した時のギミックを再現できます。
ウィング根元のつっかえ棒はオリジナルで追加しました。これがないとウィング保持できそうになかったので。
まあ、こんな場所にブースターがあってもウィング折れる気しかしないわけですが……。

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肩のビーム砲も展開可能です。砲身が迫り出すギミック付き。

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さらにタテガミ内のビーム砲も展開可能。展開方法はゲームの再現が難しかそうだったのでオリジナルです。
他のタテガミにもアンテナとタービンを装備してます。

そして!トリニティライガー一番のギミック、タテガミ回転も再現!!
……のはずだったのですが接着剤が流れ込んで回転しなくなりましたorz
悲しい……元気が出たら修理します。

この後は、どう作ったかの説明です。

3Dプリント周り

モデリングはBlender1本でやりました。公式イラストやZOIDS VSのモデルを参考に作成していましたが、
イラストではわからない部分はオリジナルでディテール付けたり、顔は小顔にしていたりとアレンジしているところは結構あります。

3Dプリントは某国内の業者さんに発注してホワイトアクリルと高精細アクリルを使用しました。
ほとんどホワイトアクリルで一部細かいパーツのみ高精細アクリルです。
高精細アクリルのみが理想ですが、お値段がとんでもないことになりそうだったのでハイブリッドで使用しました。
それでもいいお値段しましたが…ゾイドのためなら!

ホワイトアクリルは初めて使用しましたが、サポート材が付いた面が毛羽立つ感じで表面処理に苦労しました。
パーツ数が多いので、表面処理にはリューターにラジアル・ブリッスルディスクを付けたもの、Mr.ポリッシャーPROといった電動工具を使用しました。

それでも積層痕がたくさん残り、ZAODまで時間もなかったのでサーフェイサー500の厚塗りで傷を目立たなくしています。

あとホワイトアクリルはモールドが埋まるどころか盛り上がる場合がありました。造形時に液体の状態の素材が溜まってしまうからでしょうか。
ホワイトアクリル使用時はモールドはデータに含めないほうが良いかもしれません。
モールドはPカッターで彫り直しています。

高精細アクリルはレジンウォッシュで付着しているサポート材を落とします(アクリル部分は白くなるので透明のままが良い人はやっちゃダメ)。
こちらは研磨はほぼしてないですが表面はキレイです。
モールドも問題なく再現できています。

塗装はエアブラシと一部筆塗りです。
HMMは素組しかしたことが無いくらいにモデラースキルは無いので塗装が残念な部分も多いです。
モデラースキルもっとつけたい…!

反省点

写真では頑張ってポーズ付けましたが、関節のへたりが酷いです。
胴体といった大きなパーツは中空ですが、中くらいのパーツは中まで詰まった状態で作成してしまい、かなり重いためです。
フライングベースもねじ部分を取り換えて強化しないと支えられないありさま…。
中空化してサポート材を出す穴を付けて、穴を埋めるパーツも用意すればよかったかと思います。

強度が弱い部分も結構あります。モデリング中の画面で見ているだけだと実寸サイズが感覚としてつかめず、データ的に1mmも無い部分ができていました。
組み立て中に破損してしまった部分があり、パテで補修しましたが見た目がイタタタな状態に…。
箱から出すたびにどっか壊れます。
次回、SAGA勢で写真撮影をするまでは原型を留められるようにしないと…!

まとめ

いろいろ大変でしたが、トリニティライガー好きすぎて勢いでやってみたらなんとか形になりました。
初ZAODで出展側で参加できて大変楽しかったですし、Ziネ!も頂けてしまい嬉しかったです。

次も3Dプリントでやるかは未定ですが、ゾイドネタは引き続きなんかやりたいと思います。

デザフェス42ありがとうございました!

ブースにお立ち寄り頂いた皆様ありがとうございました!

今回は3連休ということもあり、初の2日間出展でしたが終わったあとはヘトヘトでした。
いつも2日参加してる方たちすごい…。

デザフェスは準備中は「気に入ってもらえるかなー」、搬入中は「周りのブースすごすぎ」とかで不安になりますが、終わったあとは毎度「次はもっとこういうの作りたい!」となります。
来場者の方、出展者の方からたくさんエネルギー頂きました。

今回はアベル(左)人気がすごくてフィギュア在庫切れですみませんでした…。
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次回のデザフェスはスケジュール的に参加できるかまだわかりませんが、
またいずれはチャレンジしますのでその際もよろしくお願い致します!

デザインフェスタ42お品書き

まだまだ準備中で変更もあるかもしれませんが…!デザインフェスタ42のお品書きです。
随時追加・更新します。

ちなみにブース内の写真撮影やSNS等への投稿は全然OKです。

デザインフェスタ42
21日(土) / 22日(日) 両日参加
ブース: B-260
サークル名: きまぐれ長屋

new! 石膏フィギュア  (トビィ/レミ/アベル)

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  • (写真は試作バージョンです)
  • 高級感あふれる石膏でできたフィギュアです。これまで展示のみでしたが初の販売です!
  • 販売数: 各日1個
  • 価格: 各10,000円

ちびフィギュア  (トビィ/レミ)

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  • 高さ3センチくらいのかわいいちびフィギュアです。
  • 販売数: 各日1個
  • 価格: 各2,000円
  • アベル(青)は在庫調整中

new! Note Charm 全4種  (トビィ/指揮者トビィ/レミ/アベル)

  • 音符とキャラクターのクリアチャームが付いたおしゃれなキーホルダーです。
  • 価格: 単品600円、4種セット2,000円

トビィフィギュア

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  • 初2日間出展を記念しての蔵出し品、最後の販売です!
  • 販売数: 1
  • 価格: 3,000円

new! メモ帳 mini

memopad

  • 五線譜に メモができる、手軽に持ち運べるサイズのメモ帳です。
  • 価格: 500円

new! イラストフレーム

illustframe

  • デスクに飾れるおしゃれなイラストフレームです。イラスト2枚付き。
  • 価格: 500円

Toby Charm  (ゴールド/シルバー/ガンメタル)

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  • 金属製の高級感あるチャームです。ストラップとして使用できます。
  • 価格: 各色1,000円

トビィマグカップ

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  • シンプルなデザインで使いやすいマグカップです。
  • 価格: 1,000円

おやすみトビィ ポストカード

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  • 価格: 100円

毎回恒例!モフモフリー!

今回もトビィさんご本人がいらっしゃるので、ご自由にモフモフしてあげてください。
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モノ作りの目的

自分が作りたいなーと思った物でも、その物自体が目的ではないということが結構あることに気付いた。
作る過程とか評価が目的だったり。それでいいものできる人はいいけど、自分の場合は失敗が多いなと。
自分が欲しい物という基準は意識しておこう。

と、久しぶりの投稿はチラシの裏な投稿でした。

[15/01/05版] Flash CC Toolkit for CreateJSでのJavaScriptタイムライン制御

Toolkit for CreateJSでタイムラインにJavaScriptでstop();とかgotoAndPlay();を記述したかったのですが、ネットの情報古くて困ったのでメモ。

タイムラインの停止がしたい場合は以下のように記述する。thisを忘れない。

this.stop();

mcというインスタンスをgotoAndPlayで制御したい場合は以下のように記述する。これもthisを忘れない。
あと最初のフレームはASと違って0フレーム。

this.mc.gotoAndPlay(0);

頭にjsを付けるのは古い情報。

/* js
this.stop();
*/

AS3.0 TouchRollOutイベント

Air for Androidで開発中、実機で画面をタップしてそのまま画面外まで指を動かすと、stageに設定したTouchEndイベントが発生しなくて困ってました。
これでは指を離したという判定が取れない。

TouchEventのAPIを見ててTouchRollOutイベントを見つけ、もしやと試してみると、指を画面外に移動させた時にTouchRollOutが発生しました。

TouchEndまたはTouchRollOutが発生したら指を離したと認識することで問題解決。

あと、Android実機にアプリを転送する際、Airのランタイムは埋め込まないでおくと、容量が軽くなって実機転送の時間が節約できることを最近になって気付く。
時間無駄してた…。